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注意が必要なFXの納税

店頭取引FXの税金はやや複雑なので注意をしましょう

FXで儲ければ納税をしましょう

FXを行なう人が増えるに従って、FXに関連する脱税のニュースを耳にする機会も増えてきています。FXの納税方法と言っても、店頭取引タイプの通常のFXと、市場を介しての取引であるくりっく365とは納税方法が少し変わります。
店頭取引タイプのFXの場合には、20万円以上の利益がある場合には、雑所得扱いとなり総合課税の対象となります。雑所得は、給与と言った所得に合算をされて税金の支払い額が決まる方式となっています。
給与を始めとした所得とFXで得た利益の合算が195万円以下の場合には所得税は5%となり、195万円~330万円以下の場合には、10%-97,500円が課税対象額となります。330万円~695万円の場合には20%-427,500円となり、695万円~900万円以下の場合には、23%-636,000円となります。これ以上の900万~1800万円以下の場合には33%-1,536,000円となり、1800万円を超す場合であれば、40%-2,796,000円となります。

くりっく365では優遇税制で簡単

上記で説明をしたのが、通常のFX取引の場合で、これとは別の市場を介してのFXであるくりっく365では、優遇税制が適用をされていて、申告分離課税となり、税率は一律で20%となります。
FXでの利益が200万円を超える場合であれば、こちらの方が結果として納税額が低くなる傾向が強いです。その為、FXで多くの利益を上げている人の場合であれば、くりっく365の方が有利と言えるかもしれません。
注意点としては、200万以下の利益の場合であれば、通常の店頭取引FXの方が納税額が少なくなるのに加えて、加えて店頭取引FXではほとんど発生する事がない、手数料コストがくりっく365では発生する事となります。
どちらの方がお得か。と言うのは結果的には結果論となりがちになってしまいますので、納税方法によって自分が取引を行うFXを決める決め手とは言えませんが、自分に合っている方で取引を行う様にしておきましょう。

用語チェック

雑所得
雑所得には年金や恩給といった公的年金もこの雑所得に含まれて居ます。作家意外の人が受ける原稿料や印税であったり、講演料や放送謝金もこれに含まれていて、利子所得・配当所得・不動産所得・事業所得・給与所得・退職所得・山林所得・譲渡所得・一時所得、これらに当たらない所得の事になります。

総合課税
複数の所得金額を合計して所得税額を計算する課税方式の事を、総合課税という言い方をします。所得のうち、預貯金の利子などの様に、それぞれの所得について個別に税金を支払う課税方式の事を分離課税と言います。

確定申告
確定申告とは税金に関する申告手続きの事になります。個人の場合であれば、1月1日~12月31日分までの課税期間内にどれだけの収入と支出があったかをもとにして、所得を計算した申告書を税務署へ提出をして、納付すべき所得税額を確定させます。以前であれば、申告書類を税務署に直接するか持参するかのどちらかでしたが、現在ではインターネット上での電子申告にも対応をしてくれる様になっています。

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